- アスタキサンチンとは
アスタキサンチンはサケやいくらに含まれる赤い色素成分でβ(ベータ)カロチンなどと同じカロチノイドのひとつ、キサントフィル類に分類されています。
アスタキサンチンは、病気や老化の原因になる活性酸素を消す力、つまり抗酸化力が非常に強く、海の生き物が持つ最強の抗酸化成分といわれ、その抗酸化力はβ-カロチンの10倍、ビタミンEの500〜1000倍とも言われています。
アスタキサンチンには血行促進効果があり、眼精疲労改善や筋肉疲労の抑制、白内障の予防や改善、動脈硬化の予防、心臓病予防、免疫力強化、抗がん作用、ストレス抑制など、多くの効能が期待されています。
なかでもアスタキサンチンの肌の老化予防、肌の紫外線ダメージの予防はシミやしわを改善する美肌・美白効果として美容界で注目されています。
- アスタキサンチンが含まれる食材
アスタキサンチンは食材からもとれます。1番多いのがサケですが、種類によってアスタキサンチンの量が違います。ダントツに多いのがベニザケで、1切れ(80g)にアスタキサンチン約3mg含みます。よく見かけるシロザケは3切れでアスタキサンチン1mg程度です。
- 食品100g中に含まれるアスタキサンチンは次の通りです:
【アスタキサンチン含有量】
ベニザケ(野生):3.68mg
ギンザケ(野生):2.26mg
キングサーモン:0.86mg
シロザケ:0.37mg
イクラ・スジコ:0.8mg
クルマエビ:0.62mg
ケガニ:1.11mgクルマエビ・ケガニは甲殻を含みません。
- アスタキサンチンとヘマトコッカス
サケの身は初めから赤いわけではありません。オキアミを食べているうちに色素が蓄積して赤くなります。さらに、オキアミの赤い色はエサであるヘマトコッカスという藻類から来ています。この藻が紫外線などから身を守るために作る色がアスタキサンチンで、アスタキサンチンのサプリメントもヘマトコッカス藻から作られているのがほとんどです。
サケは産卵期に川を逆流しますが、その時に筋肉の疲れを回復させるために筋肉にためるのでは、といわれています。また、サケは自分が持つアスタキサンチンをイクラに移します。それも恐らく、川という浅い場所で浴びる紫外線から卵を守るためではないかといわれています。
このように、海が育んだアスタキサンチンの抗酸化成分が人体にもパワーを発揮してくれるのです。- アスタキサンチンで美肌
アスタキサンチンはお肌に塗っても強い抗酸化作用を発揮します。
アスタキサンチンはシミの原因となるメラニン色素の沈着を抑える効果が確認されています。
アスタキサンチンにはビタミンEの500〜1000倍、βカロテンの10倍ともいわれる強力な抗酸化力があり、紫外線をあびると肌で発生する活性酸素で、活性酸素の中でも最も強力といわれる一重項酸素に対して働きます。このため紫外線による肌ダメージ、しみ、しわ、老化現象の予防に効果があります。肌の老化が気になる人にはアスタキサンチンは大変嬉しい成分です。
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アスタキサンチンの抗酸化作用
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